2012年02月

2012年02月16日

暖房器具利用上の注意点

前回は冬の住まい方として、“給排水管の破裂対策”の話を
しましたが、今回は“暖房器具の利用”についてお話します。

今の住宅事情では、建物の断熱性や気密性が高くなったこともあり、
以前に比べればあまり暖房器具に注意を払う必要はないかもしれませんね。
(築年の古い木造アパートなどは別ですが。)

最近では、賃貸住宅でもエアコンはほぼ標準装備で、中には床暖房が付いている
賃貸物件も出てきています。

北海道をはじめとする北国では灯油等の暖房設備が標準になっている
物件も多いようです。

こうした建物の性能の向上に加え、設備の向上もあり、昔は暖房器具の代表だった
「石油ストーブ」や「コタツ」は、マンションでは使っている人は少ないはずです。


ところが、建物の機密性、断熱性が向上したこと、と、そういった暖房器具の
使用頻度が減ったために、誤った使い方をして一酸化中毒などの危険な状況
を招いてしまうことがあるようです


実際に一酸化中毒事故などの発生によって、賃貸住宅、特にマンション
や比較的築年の新しいアパート
では、
一般的に「石油ストーブ」や「ガスファンヒーター」の使用を禁止

している場合がほとんどです。

禁止される理由は

・室内の気密性が高いため、燃焼不良で一酸化中毒になる危険性があること
・火災の危険性が高く、集合(共同)住宅では延焼の可能性が高い


が挙げられます。

ちなみに、
「練炭コンロ」や「七輪」などの調理用の器具も一般的に禁止されています。

禁止の理由は同じです。

そうなると、マンションやアパート使用できる暖房器具は限られ、
エアコン、床暖房以外では、「電気ストーブ」や「温風扇風機(ファンヒーター)」
「オイルヒーター」などの基本的に“電気”を利用した暖房機器になるようです。

温風扇風機はこんなもの


写真はDyson am04 エアマルチプライヤーファンヒーター 【並行輸入品】 (ホワイト)

他にも温風扇風機としては


写真はオールシーズン対応 マーキュリー社 マルチパーソナルヒーター EL100 ブラック(X496-S2)

というったものがあります。


オイルヒーターはこんなもの

写真はDeLonghi(デロンギ) オイルラジエターヒーター


今、もし、マンションやアパートで石油ストーブなどを利用している方
できれば、利用を中止して電気式の暖房器具に変更した方がいいかもしれません。

暖房機器にも使用上の注意があり、合わせて火災保険の適用基準にも
暖房機器の制限がある場合があります


集合住宅などの室内で使用してはいけないとされる暖房器具が原因で
火災が発生した場合、火災保険の適用が見送られる場合がある
からです。


こうした住まい方までは誰も教えてくれませんが、ちょっとしたところに
実害のある行為が潜んでいるので、注意が必要
ですね。


余談です。

北海道では“エアコン”は基本的に賃貸物件に付いていません。
夏でも気温がそれほど上がらないことと湿気が少なく快適なので、
クーラーがいらないんです。

北海道の方にとっては当たり前なのですが、首都圏から初めて
北海道に住むようになると驚きです。

店舗や事務所にはエアコンはさすがにあるところも多いのですが、
住宅には暖房器具だけが標準装備なんですよ。




r_e_father at 12:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇賃貸住宅の“住まい方”編 |  ▼冬の住まい方

2012年02月15日

給排水管の破裂対策

今の時期は年間で最も寒くなる時期ですね。
少し前ですが、珍しく東京に雪が積もりました。

そんな中、先日相談を受けた話題から。

先日、知り合いの方から「給湯器の給排水管が破裂して困った
という相談を受けました。

北海道や東北、北陸地方などの多雪の地域では、氷点下の気温は
日常のことなので、当たり前のように破裂対策に対応しているのですが、
首都圏では珍しいことなので、住宅にもちょっとした寒さ対処が必要になります。

では、今回の相談にあったように“給排水管”の寒さ対策です。

まず、相談にあった「給湯器」は、寒さ対策が施されているものが多く
配管を電気で温め、配管内の水が凍るのを防いでいます

つまり、電源(ブレーカー)を落とさなければ、給湯器の配管が凍って
破裂することはまずありません


相談のあった知人は、泊りがけで出かけた際、電気のブレーカーを
落としてしまったらしく、給湯器の配管に電気が通じず、破裂してしまった
ようです。

給湯器は配管が破裂してしまうと、仮に新品でもメーカーの補償が効かず
実費での修理となってしまいます


ちょっとしたことで不要な出費にならないよう注意したいところです。


給湯器以外の通常の上下水の配管は、特に寒さ対策の機能がありません。

そのため、対策としては非常に原始的ですが、例えばキッチンの
水道から少しだけ水を出しっぱなしにするというように、凍らないよう
常に水に流れがある状態にする方法が一般的
です。
(極寒の地域や時期では、それでも凍ってしまうことがありますが。)


ただ、現在の住宅では、賃貸住宅でも機密性、断熱性が高いため、
余程の寒さでなければ、宅内配管が氷って破裂することは考えにくい

ですが、さすがに氷点下マイナス10度以下になると対策が必要です。

ちなみに、北海道の知人は少し古い一戸建てに住んでいるので、
今の時期は水道の水は夜出しっぱなしにしているそうです。

首都圏はじめ雪の少ない地域でしか住んだことがない方では、
寒さ対策に馴染みがありませんが、給湯器のある住宅では、
この時期、ブレーカーだけは落とさないように気を付けてください。

次回は、「冬の住まい方編」の“暖房器具”についてお話します。



r_e_father at 09:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇賃貸住宅の“住まい方”編 |  ▼冬の住まい方

2012年02月01日

そもそも家賃はどうやって決まっているのか

皆さんが賃貸住宅を探していると、
同じ地域で、同じような間取りや広さ、古さも同じぐらいの物件なのに、
家賃が全く違っている
ことがあります。

どうしてそうしたことが起こるのでしょうか。

一応、家賃にも相場というものがあり
同じような地域で同じような物件であれば、大体このぐらい
という家賃は決まってきます。

例えば、周辺では同じような物件が5万円ぐらいであるのに、
その物件だけ10万円の家賃では誰も借りてくれませんから、
やはり近い金額で家賃が決まってくるのです。

しかし、大家さんが異なると、その大家さんの考え方が反映されるため、
個々の物件では家賃が違ってくる
のです。

そこで、「家賃の決め方」についてお話ししましょう。

先にお話しした通り、地域や物件によって大体の家賃相場はありますが、
同じ物件は2つとありません


不動産はすべてそうなのですが、この世界に2つとないというのが曲者。

しかも大家さんの考え方も家賃に反映されるため、
周りから比べると家賃が高い物件や逆に安い物件ができてしまいます。

その理由は、家賃の最終決定権を持っているのは、大家さんだからです。


不動産会社は大家さんにアドバイスはしますが、
それを聞き入れるかどうかは大家さんしだいなので、
相場ではちょっと高いと思う家賃の物件や安い物件になってしまうのです。

そのため、家賃についていくら不動産会社に言っても、
大家さんがOKと言わなければ、家賃やその他の条件が変更になりません。

しかし、多くの大家さんは不動産会社からの提案やアドバイス
をもとに家賃を決定していますので、相場に近い家賃が形成されていきます。



r_e_father at 12:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇賃貸住宅を探すとき |  ▼誰も教えてくれない基本の話