2012年11月

2012年11月20日

冬の部屋の乾燥を防ぐには

最近は本格的に寒くなり、1か月前までの薄着がウソのようですね。

秋はあっいうまに過ぎて、すぐに冬将軍の到来です。

さて、冬になると気になるのが、部屋の「乾燥」です。

部屋が乾燥していると、風邪やインフルエンザに感染しやすくなりますから
やはり乾燥対策は重要
です。


こうした話題はもっと得意とするブログがあると思いますが、参考程度に
このブログでも“部屋の乾燥対策”を書いておきます。


部屋の乾燥対策として、短絡的に機器に頼るなら、「加湿器」です。

ただ、加湿器はあると便利なのですが、水をタンクに入れる手間があり、
面倒な人だといつの間にか使わなくなってしまう人もいます。

この手間よりも、住宅事情から考えると、使わない期間の方が長いので、
その収納スペースの方が問題
と言えるかもしれません。
(特にワンルームなど収納スペースが限られると、やっかいです。)

今は、リースで一時的に借りてくるという方法もありますが、なんだか
それも馬鹿らしい気がする人もいるでしょう。


そこで、“加湿器を使わない生活の知恵みたいな乾燥対策をいくつかご紹介します。

すでに知っている方も多いかと思いますが、初めて一人暮らしする方向けに
という感じでのご紹介です。


〇ちょっと寒いけど、30分ぐらい窓を開けて空気を入れ替える

この方法が最も原始的ながら効果的です。

梅雨時のカビ対策でも、この方法が一番効果的でしたが、冬の乾燥対策でも
同じように効果があります。

ある意味自然のチカラは偉大だということかもしれません。

ちなみに、寝る前の30分ぐらいが最もいいと言われています。
(寝ているときが一番風邪などの菌に無防備だからです。)


〇お風呂を使ったら、そのまま風呂場の扉を開けておく

これは意外といい方法で、私も実践しています。

実はこの方法は、“風呂場のカビ防止”とともに“部屋の乾燥を防げる
という一石二鳥の優れものです。

乾燥が激しい部屋であれば、風呂桶(バスタブ)のフタも開けておく
(フタの開け方で調整もできます)のも効果的です。


〇洗濯物を部屋に干して置く

以前なら、この方法には欠点がありました。
部屋干しだと乾いた後に洗濯物が“臭う”という欠点です。

しかし、最近は「部屋干し専用洗剤」が発売され、100%満足とまでは
いかないまでもほとんど気にならない程度まで改善されました。

そのおかげで、洗濯物を部屋に干すことで、洗濯物が乾きながら、
部屋の湿度を保ってくれるという、これも一石二鳥の効果が得られます。

この応用(?)として、軽く絞ったタオルを椅子やハンガーにかけて置く
という方法もあります。


〇換気扇を1か所回しっぱなしにしておく

この方法の難点は、換気扇の音が気になるというところです。

寝ているところからできるだけ離れた換気扇をつけておくというのが
一番いいかもしれません。

ただ、換気扇はほとんどの住宅のトイレや風呂場、キッチンににあるので、
どこかを利用できます。

この換気扇を利用する場合は、「吸気」も重要なので、必ずどこか
吸気口を確保してください

(エアコンが標準装備の住宅なら、吸気口があるはずです。)


まだ、他にもたくさん方法はあると思いますが、思い浮かぶところまで
ご紹介ということで。



最後に、重要な注意を一つ。


乾燥を防ぐための方法は、逆に言うと「水分を室内に拡散させる」ことです。

過度に水分を部屋に拡散させると、今後は「結露」という問題が発生します

結露はひどくなると、カビの発生を招き部屋を傷めることにも繋がります

いずれ「結露」対策について書こうと思っていますが、「乾燥対策」も
行き過ぎるとダメだということなので、やはりほどほどがポイントのようです。












r_e_father at 20:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇賃貸住宅の“住まい方”編 |  ▼冬の住まい方

2012年11月15日

インターネット環境の確認を忘れずに

本日はわかっているけどうっかり忘れがちなインターネット環境の確認
についてお話します。

今ではすっかり利用できて当たり前のインターネット環境ですが、
賃貸住宅で入居する前にはやはり一度確認する必要があります。


その理由は、賃貸募集の情報に「インターネット利用可」と書いてあっても
その利用できる環境に差があるから
です。

例えば、インターネットは使えると聞いていたが、

ADSLしか使えず、通信速度が遅くて重い動画が見られない
料金の高い提供元にか使えない、など

といったことがあるからです。


仮に、高速の光通信であっても、NTT、KDDI、CATV(ケーブルテレビ)などの
提供元が異なると料金がまったく違ってきます

この提供元が限られるのは、
地域性による差(無線、有線問わず提供エリア外のところがある)
建物で一体契約するため提供者が限られる
大家さんの意向(費用の問題)
などの理由があります。

地域によるものは提供エリアになるまで待つしかありませんが、
それ以外は大家さんに相談して改善するケースもあります

(設備の導入に結構な費用がかかることや先に導入されている提供元との
契約、物理的な障害などの理由で導入できないケースもある。)


今はスマートフォンやタブレット端末で十分という方も増えてきていますが、
そういうった方は現地での(無線)通信状態を確認しておくことも重要です。

いざ、住んでみたら通信状況が悪い、通信できないということもまだまだあるからです。


当たり前のことのようですが、新しく住む賃貸住宅ではこれまでとは
違う環境であることがありますから、うっかりチェックし忘れることが
あとあとまで困る原因になります。


そうした失敗をしないように、

固定のインターネットは詳細を不動産屋さんに確認
携帯型の通信は現地で実際に確認

を忘れずに





r_e_father at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇設備の話 |  ▼インターネット

2012年11月08日

水道(下水道)の話

今回は「水道」と「下水道」のことについてお話します。

普段、皆さんが使っている水道の水を「上水(じょうすい)」と呼びます。
一方、排出する水を「下水(げすい)」と呼びます。

あまり「上水」は耳馴れないかもしれませんが、「下水」はよく耳にするでしょう。
合わせて「上下水(じょうげすい)」といいます


では、まず「上水」のお話から。

日常生活で蛇口をひねって出てくる水のことです。

キッチンの飲み水だけではなく、洗面所風呂トイレ洗濯用など
すべてが「上水」です。

普段使っている分には、特段注意点はありません。

では、どんな注意点があるかというと、

新居に移ったときには必ず最初に一定時間水を出しっぱなしにしてから使う

ということです。


“中古”はもちろん“新築物件”であっても、最初の水は飲まないようにしなければなりません

その理由は、
しばらく人が住んでいないと、水道管に古い水が溜まったままとなっている
ので、飲み水には適していないからです。

特に、少し古い住宅では水道管に錆が出ていることもあり
最初赤い水(「赤水」と呼ぶことがあります)が出てきます。

水が赤いのは“錆(さび)”が原因です。

賃貸住宅の管理をしていると「そんな水飲めないから水道管を交換しろ」という
クレームが入ることがあります。

しかし、この“赤水”が出ても、しばらく出しっぱなしにしておけば大丈夫です。
(どんなに高級な物件でもしばらく使っていなければ赤水が出ることがあります。)


賃貸住宅に限らず水道管の錆はどの住宅でもほぼ100%発生していますが、
基本的に鉄分なので、水の色が変色していなければ飲んでも問題ありません。
(くれぐれも赤い水は飲んではダメです。)

ただ、あまり古い住宅では、錆び臭い水がずっと出てしまうことがあり、
その場合には管理会社や大家さんに相談してください



それでも、住宅側の原因ではなく、水道の本管(水道局が管理している部分)に
問題があることもあるので、すぐには改善されないこともあります



どうしても気になるようなら、市販されている浄水器を飲用の蛇口に取り付けるだけでも
十分飲用には耐えうると思われます。



ついでに「水道料金」の話をしましょう。


分譲マンションや一戸建ての住宅では必ず1世帯に1つ水道メーターというものが付いています。

それを水道局の人が検針して使用料を測って料金を算出しています。

ほとんどの賃貸住宅でも同じように1世帯に1つ水道メーターが付いているのですが、
中には1棟で1つの水道メーターしか付いていない賃貸住宅があります。

この場合は、1世帯ごとの使用料がわからないため、一括して建物所有者(場合によっては管理者)
に水道料金が請求されます。

こういった賃貸住宅では、入居者は水道料金を家主さんまたは管理会社へ支払う形式になります。

この場合、

1世帯当たりの使用量がわからないのに、どうやって料金を決めているのか

という疑問がありますが、これは一括して支払っている料金を平均にして、
大体で支払ってもらう
のです。

例えば、各部屋1件で毎月3,000円など定額を支払ってもらうのです。

季節や時期によって水道料金も変わりますから、年間を平均して算出するのが一般的です。

ときに水道料金に多少上乗せして徴収していることもあれば、家主さんが多少自腹を切って
支払っていることもありますが、詳細はわからないのです。


次に、「下水」の話をしましょう。

「下水」は言い換えれば、「排水」です。

これもキッチン、洗面所、風呂、トイレ、洗濯機と上水と同じ場所に排水溝がありますから、
そこからの流れる「汚水(おすい)」です。

「下水」も“下水道使用料”という料金を支払っていますが、
この下水(排水)の量はどうやって調べているのでしょうか。


実は、この下水道使用料金の計算の仕方は、ほとんどの市区町村で
「上水と同じ使用量とみなして算出」されています


その理屈は、上水で使ったらほぼ同量が排水されると考えています

例えば、風呂、洗面では体や手を洗ってほとんどが排水されますね。
水を飲んでも人の体を通ってトイレで流される。
洗濯では衣類に水分が結構残っていますが、全体の使用量から見れば大した量ではありません。
そのため、「下水」の使用量は「上水」と同じと設定されているのです。


では、上水が「井戸水」だったらどうなるのでしょう。

首都圏など中心地では珍しいですが、少し郊外になればまだまだ井戸水という
ところも少なくありません。

そうした場合、水道料金がかからない場合が多いようです。
その代わりに家主さんは水質検査等にお金がかかります。
(場合によっては、井戸水でも使用料が発生することもあります。)


しかし、下水道は利用するため、下水道使用料はかかります

このときの計算方法は、井戸水の汲み上げ時に汲み上げモーターの駆動時間を測り、
使用された水の量を推計して算出するといった方法が採用されていたり、
途中にメーターを設置して、そのメーターを通った水の量を測定するといった方法で
算定しています。

以前、井戸水を汲み上げて、メーターの付いている管とは別に管をつなぎ、
迂回(うかい)して水道料金をごまかしていた旅館が摘発されたことがあります。

 
ちょっとした節約の話になりますが、ここまででわかるように
水道水の使用を節約すると、下水道の使用料も節約になる
ということになります。

ただし、単身者が普通に使用する量では一般的に基本料金範囲内
(各市区町村によって基本料金の設定は異なります。)
ですから、あまり節約にはならないかもしれませんが、
家族4人など世帯人数が多い場合には効果があります


水道のことは、意外と意識していないことですが、知っておいて損はありません。




r_e_father at 18:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇設備の話 |  ▼水道

2012年11月07日

公営(公的)住宅の違いをもう少し細かく説明します

前回は「公営住宅」について記事を書いたので、本日は「公的(賃貸)住宅
についてもう少し細かく書いておこうと思います。


〇公的(賃貸)住宅

UR(都市再生機)住宅供給公社等が運営している賃貸住宅を
公的(賃貸)住宅」といいます。

こちらは、「公営住宅」とは違い、住宅そのものについて細かく法律で
決まっている訳ではありません。
どちらかと言えば、運営母体について法律で決められていると言えます。

例えば、UR(=都市再生機構)であれば、「独立行政法人都市再生機構法
住宅供給公社であれば、「地方住宅供給公社法」という法律で
運営母体について決められています。


そのため、皆さんも不思議に思っていることかもしれませんが、
UR公社の賃貸住宅では、

相場と比べて別に安くない賃貸住宅

があります。

その理由は、「公営住宅」では、「近傍同種家賃(=相場家賃)」以下
貸す方針が示されていますが、URや公社の公的(賃貸)住宅では、
「賃貸料又は譲渡価格が適正なものとなるように努めなければならない」

と書かれてあるだけで、“適正”であれば良く、結果的にその物件に対して
相応しい相場賃料」となるのです。

一般に、URや公社の物件が安いという印象がある(あるいは実際に安い)
賃貸住宅は、昭和30年代〜40年代に建てられた物件(団地)が多く
それらは不動産評価で賃料を算定すると賃料が安めになるからです。

ちなみに、この昭和30年代〜40年代というのは、もともと住宅が
不足していた時代で、この時代の民間賃貸住宅が極端に少なく、
特に鉄筋コンクリート造の建物は、当時、民間では分譲住宅で供給されて
いたぐらいで賃貸住宅では非常に少なかったのです。
(だから、当時は住宅公団と公社の賃貸住宅は異常なほど人気で、
入居するのには高倍率の抽選を経なければなりませんでした。)


また、URや公社は元々公的な「不動産デベロッパー(不動産開発事業者)
としての性格を持っている(今はあまり開発らしい開発はしていませんが。)
というのも特徴です。

もっとわかり易く言えば、URや公社は分譲住宅も供給してきた事業体だった
ということです。
(今はほとんどの運営母体が賃貸住宅しか扱っていないようですが。)



話が脱線してしまいましたが、URや公社の賃貸住宅を選択肢とした場合、
家賃の安い物件を求めるなら、築年の古いものとなると覚悟する必要があります


ただ、さすがに公的な機関が運営しているだけあって、
多少築年が古い物件でも、民間の物件に比べると格段に修繕費をかけて
維持しているため、見た目以上に中はきれいですし、建物ものしっかりしています

(実際、私が勤めていた公社でも、驚くほどしっかり修繕していましたよ。)



最後に、これまでの繰り返しになりますが、

公営住宅」は、“一定の所得以下”で、“家賃は相場以下”
公的賃貸住宅」は、“一定の所得以上”で、“家賃は相場並み”

ということを覚えておいてください。


ちなみに、

公営住宅」では“収入基準オーバー”になると、退去の催促が来ますが、

「「公的賃貸住宅」では、“収入基準未満”になっても、家賃さえきちんと支払っていれば、
退去の催促はありません。



r_e_father at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 〇賃貸住宅を探すとき |  ▼誰も教えてくれない基本の話