マンスリー、ウィークリー物件ってどうなの?ガスの話

2011年03月24日

フリーレントってどういうこと?

賃貸物件を探していると「フリーレント」という言葉も
聞く言葉だと思います。
いつ頃からかフリーレントは募集が思うようにいかないときの
重要な手段となってきました。

具体的には「1カ月フリーレント」や「2カ月フリーレント」
などというように表示されています。

フリーレントとは、文字通り

その一定期間家賃が無料となるサービス(?)です。

多くは当初の一定期間家賃が無料となるため、
入居に際して引っ越ししやすいですよと紹介されるようです。

では、フリーレントには具体的にどんな効果があるのでしょう。


借りる側(入居者)にとっては、

相対的に家賃が下がり
通常当初の家賃が無料となるので、初期の費用が少なくなる
そのため、借りやすい


というメリットもあります。

逆に貸す側(家主)にとっては、

見た目の家賃を下げずに値下げと同じ効果が得られる
相対的に家賃が下がるので、入居者が入りやすい
フリーレントの運用によって一定期間入居者を確保しやすくなる


というメリットがあります。

見た目の家賃を下げずにすむということが
「どうして家主にとってメリットなのか」は説明が難しいのですが、

一度下げた家賃はなかなか上げにくいということ
もし、その物件を売却するときには家賃が高い方が売却しやすい

ということがあります。
 
また、実は入居を仲介する不動産屋にもメリットがあります

通常、仲介の報酬は家賃をもとに計算されることから、
見た目の家賃が高いフリーレントで入居者が決まる方が
家賃を値下げして入居者が決まる場合より多く仲介報酬がもらえるのです。

こうして関係する三者がそれぞれメリットがあるケースが多いので、
フリーレントが活用されるようになりました。



次にフリーレントで気を付けておくことを説明しましょう。

入居者にとっては、先のようなメリットがありますが、
万一、フリーレント期間だけ利用されて退去されたら、
家主側は一時的に無料で住まわせただけで何のメリットもありません。

そのため、フリーレント物件は通常、

家賃は周辺相場よりやや割高で、
契約期間中に退去した場合には違約金(※1)が発生します。
※1フリーレント期間の家賃相当額が主流

入居者の側からは、

この一定期間は住む必要が出てくること
あるいは、一定期間住まない場合は違約金が発生する


ということは覚えておかなければなりません。

フリーレントのしくみを図にすると次のようになります。

freerentしくみ


ご覧頂くと分かりますが、周辺相場と同じ程度の賃料になるように
フリーレント(賃料が無料な)期間を設定していることがポイント
です。

入居者にとっては、やはり最もお金のかかる最初の時期に家賃が
発生しないのは生活を安定させるには非常にメリットがあります。

多少、入居すべき期間に縛り(契約ごと)ができますが、もともと
数年住むつもりであれば、問題の無いものです。

それでも、そうした契約ごとが気になるようなら、
別のフリーレントではない物件を探すようにしましょう。


ただ、フリーレントは比較的新しい物件でも採用されていますから
実際の支払い賃料を計算して、相場の家賃と比べて高いようなら
フリーレントとは言え、やめた方がいいかもしれません。


<参考>
フリーレント物件の実質家賃の計算方法
(計算例)
フリーレント終了後の支払う家賃:60,000円/月
フリーレント期間:2ヵ月
フリーレントを含んだ最低契約期間:2年

フリーレントが2ヵ月で契約期間が2年(24カ月)なので、
家賃を支払う期間は22カ月。
よって、

60,000円×22カ月=1,320,000円

ところが実際は2年(24カ月)住んでいられるので、

1,320,000円÷24カ月=55,000円

この55,000円が実質家賃です。

この実質家賃が周辺の相場と比べて安いのか、高いのかが
判断の基準になります。



フリーレントだからといって飛びつくのもよくありませんが、
条件の良いものもありますから、よく検討して上手に利用しましょう。


r_e_father at 09:30人気ブログランキングへコメント(0)トラックバック(0) 〇不動産用語の解説 |  ▼契約・条件

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