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2011年04月23日

連帯保証人の役割と義務

賃貸住宅を借りるとき、必要になるのが「連帯保証人」です。

ここでは、賃貸住宅の「連帯保証人」の“役割”と“義務”を少し
易しく事例を用いて説明します。

保証人については“民法”で細かく決められています。

一般的に保証人と言っても、「保証人」と「連帯保証人」とでは
役割や義務が異なってきます
が、ここでは「連帯保証人」について
のみ解説しましょう。


<連帯保証人の役割>

「連帯保証人」の役割は、「主たる債務者※1」と“同等”となります。

※1 賃貸住宅で言えば、賃貸借契約の契約者(借主)に当たります。

もう少し噛み砕いて言うと、

「連帯保証人はそこに住んでいなくても、契約した入居者と
同じ立場にある」


ということです。

どういうことなのか事例で見てみましょう。


【事例】

契約者(入居者)はAさん、連帯保証人はBさんだとします。

Aさんが数カ月間、家賃の支払いをしていませんでした(滞納)。
Aさんに家賃の支払いをしてもらえない家主(または不動産会社)
はBさんに滞っている家賃の支払いを請求しました。


請求されたBさんからしてみると・・・

 屬泙今舛気鵑砲發辰蛤気強く請求するべきではないか」
◆孱舛気鵑呂修里阿蕕い呂金を持っているから、差し押さえでも
何でもしてAさんから支払ってもらうべきではないか」


と思うはずです。

しかし、「連帯保証人」には、こうしたことを言う権利がありません

債務者(家主)から請求されたら、Aさんがどうあれ、Bさんは
支払わなければなりません。

これが「連帯保証人」の“役割”であり、“義務”になります。

だからこそ、「連帯保証人は怖い」と言われるのです。


もう少し詳しく説明すると、

,砲弔い討
Aさんがどうして滞納しているのかわからないし、行方不明でも
なく、まずはAさんにもっと請求してほしいと思うでしょう。

こうした「先にもっとAさんに請求してほしいと言う」権利のことを
催告の抗弁権”と言います。

この権利が「連帯保証人」にはありません


また、△砲弔い討

Aさんも給料はもらっているし、貯金もあるのも知っている
しかも外食や趣味などのお金はあるようだから、そうした
お金を何とか差し押さえて、支払いに充てさせればいい
とAさんを知っているBさんなら考えるでしょう。

こうしたAさんの「財産を調べてそこから支払ってもらってほしい
と言う」権利
のことを“検索の抗弁権”と言います。

「連帯保証人」にはこの権利もありません

この他にも、
例えば、「連帯保証人」がBさんとCさんの2人いたときに、
Aさんの滞納分の請求がBさんだけに来たとします。

このとき、Bさんとしてみれば、Cさんもいるんだから、
せめて私(B)とCさんの2人で半分ずつ(1/2ずつ)
請求してほしいと思うでしょう。

しかし、この「連帯保証人で分割できないのかと言う権利(“分別の利益”)」もありません。

このように「連帯保証人」が2人以上いる場合でも、
その連帯保証人全員がAさんと“同等”とみなされる
ので、

債務者は誰に請求してもいいことになります


「連帯保証人」とはこれだけ厳しく「役割」と「義務」を負う
ことになってしまうのです。


賃貸住宅の契約にかかわらず、一般的な金銭貸借(お金の貸し借り)
の契約でも「連帯保証人」の役割と義務は同じです。

これだけ厳しいとすすんで「連帯保証人」になりたい人はいません。
知人や友人といった他人はもちろん、身内でもなりたくないものです。


しかし、「連帯保証人」がいないと賃貸住宅に入居できません。

賃貸住宅に入居したいけれども、連帯保証人がいない人のために
「保証会社」というものがあります


「保証会社」については別に書いていますので、そちらをご覧ください。
↓↓↓
「保証会社って何?」

これだけ「連帯保証人」には責任があるため、自分が連帯保証人を
お願いした人には迷惑をかけないようにするのが礼儀
です。

そのためにも、家賃等の支払いはきちんとするようにしましょう


r_e_father at 10:45人気ブログランキングへコメント(0)トラックバック(0) 〇不動産用語の解説 |  ▼人に関するもの

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