〇設備の話

2012年11月15日

インターネット環境の確認を忘れずに

本日はわかっているけどうっかり忘れがちなインターネット環境の確認
についてお話します。

今ではすっかり利用できて当たり前のインターネット環境ですが、
賃貸住宅で入居する前にはやはり一度確認する必要があります。


その理由は、賃貸募集の情報に「インターネット利用可」と書いてあっても
その利用できる環境に差があるから
です。

例えば、インターネットは使えると聞いていたが、

ADSLしか使えず、通信速度が遅くて重い動画が見られない
料金の高い提供元にか使えない、など

といったことがあるからです。


仮に、高速の光通信であっても、NTT、KDDI、CATV(ケーブルテレビ)などの
提供元が異なると料金がまったく違ってきます

この提供元が限られるのは、
地域性による差(無線、有線問わず提供エリア外のところがある)
建物で一体契約するため提供者が限られる
大家さんの意向(費用の問題)
などの理由があります。

地域によるものは提供エリアになるまで待つしかありませんが、
それ以外は大家さんに相談して改善するケースもあります

(設備の導入に結構な費用がかかることや先に導入されている提供元との
契約、物理的な障害などの理由で導入できないケースもある。)


今はスマートフォンやタブレット端末で十分という方も増えてきていますが、
そういうった方は現地での(無線)通信状態を確認しておくことも重要です。

いざ、住んでみたら通信状況が悪い、通信できないということもまだまだあるからです。


当たり前のことのようですが、新しく住む賃貸住宅ではこれまでとは
違う環境であることがありますから、うっかりチェックし忘れることが
あとあとまで困る原因になります。


そうした失敗をしないように、

固定のインターネットは詳細を不動産屋さんに確認
携帯型の通信は現地で実際に確認

を忘れずに





r_e_father at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年11月08日

水道(下水道)の話

今回は「水道」と「下水道」のことについてお話します。

普段、皆さんが使っている水道の水を「上水(じょうすい)」と呼びます。
一方、排出する水を「下水(げすい)」と呼びます。

あまり「上水」は耳馴れないかもしれませんが、「下水」はよく耳にするでしょう。
合わせて「上下水(じょうげすい)」といいます


では、まず「上水」のお話から。

日常生活で蛇口をひねって出てくる水のことです。

キッチンの飲み水だけではなく、洗面所風呂トイレ洗濯用など
すべてが「上水」です。

普段使っている分には、特段注意点はありません。

では、どんな注意点があるかというと、

新居に移ったときには必ず最初に一定時間水を出しっぱなしにしてから使う

ということです。


“中古”はもちろん“新築物件”であっても、最初の水は飲まないようにしなければなりません

その理由は、
しばらく人が住んでいないと、水道管に古い水が溜まったままとなっている
ので、飲み水には適していないからです。

特に、少し古い住宅では水道管に錆が出ていることもあり
最初赤い水(「赤水」と呼ぶことがあります)が出てきます。

水が赤いのは“錆(さび)”が原因です。

賃貸住宅の管理をしていると「そんな水飲めないから水道管を交換しろ」という
クレームが入ることがあります。

しかし、この“赤水”が出ても、しばらく出しっぱなしにしておけば大丈夫です。
(どんなに高級な物件でもしばらく使っていなければ赤水が出ることがあります。)


賃貸住宅に限らず水道管の錆はどの住宅でもほぼ100%発生していますが、
基本的に鉄分なので、水の色が変色していなければ飲んでも問題ありません。
(くれぐれも赤い水は飲んではダメです。)

ただ、あまり古い住宅では、錆び臭い水がずっと出てしまうことがあり、
その場合には管理会社や大家さんに相談してください



それでも、住宅側の原因ではなく、水道の本管(水道局が管理している部分)に
問題があることもあるので、すぐには改善されないこともあります



どうしても気になるようなら、市販されている浄水器を飲用の蛇口に取り付けるだけでも
十分飲用には耐えうると思われます。



ついでに「水道料金」の話をしましょう。


分譲マンションや一戸建ての住宅では必ず1世帯に1つ水道メーターというものが付いています。

それを水道局の人が検針して使用料を測って料金を算出しています。

ほとんどの賃貸住宅でも同じように1世帯に1つ水道メーターが付いているのですが、
中には1棟で1つの水道メーターしか付いていない賃貸住宅があります。

この場合は、1世帯ごとの使用料がわからないため、一括して建物所有者(場合によっては管理者)
に水道料金が請求されます。

こういった賃貸住宅では、入居者は水道料金を家主さんまたは管理会社へ支払う形式になります。

この場合、

1世帯当たりの使用量がわからないのに、どうやって料金を決めているのか

という疑問がありますが、これは一括して支払っている料金を平均にして、
大体で支払ってもらう
のです。

例えば、各部屋1件で毎月3,000円など定額を支払ってもらうのです。

季節や時期によって水道料金も変わりますから、年間を平均して算出するのが一般的です。

ときに水道料金に多少上乗せして徴収していることもあれば、家主さんが多少自腹を切って
支払っていることもありますが、詳細はわからないのです。


次に、「下水」の話をしましょう。

「下水」は言い換えれば、「排水」です。

これもキッチン、洗面所、風呂、トイレ、洗濯機と上水と同じ場所に排水溝がありますから、
そこからの流れる「汚水(おすい)」です。

「下水」も“下水道使用料”という料金を支払っていますが、
この下水(排水)の量はどうやって調べているのでしょうか。


実は、この下水道使用料金の計算の仕方は、ほとんどの市区町村で
「上水と同じ使用量とみなして算出」されています


その理屈は、上水で使ったらほぼ同量が排水されると考えています

例えば、風呂、洗面では体や手を洗ってほとんどが排水されますね。
水を飲んでも人の体を通ってトイレで流される。
洗濯では衣類に水分が結構残っていますが、全体の使用量から見れば大した量ではありません。
そのため、「下水」の使用量は「上水」と同じと設定されているのです。


では、上水が「井戸水」だったらどうなるのでしょう。

首都圏など中心地では珍しいですが、少し郊外になればまだまだ井戸水という
ところも少なくありません。

そうした場合、水道料金がかからない場合が多いようです。
その代わりに家主さんは水質検査等にお金がかかります。
(場合によっては、井戸水でも使用料が発生することもあります。)


しかし、下水道は利用するため、下水道使用料はかかります

このときの計算方法は、井戸水の汲み上げ時に汲み上げモーターの駆動時間を測り、
使用された水の量を推計して算出するといった方法が採用されていたり、
途中にメーターを設置して、そのメーターを通った水の量を測定するといった方法で
算定しています。

以前、井戸水を汲み上げて、メーターの付いている管とは別に管をつなぎ、
迂回(うかい)して水道料金をごまかしていた旅館が摘発されたことがあります。

 
ちょっとした節約の話になりますが、ここまででわかるように
水道水の使用を節約すると、下水道の使用料も節約になる
ということになります。

ただし、単身者が普通に使用する量では一般的に基本料金範囲内
(各市区町村によって基本料金の設定は異なります。)
ですから、あまり節約にはならないかもしれませんが、
家族4人など世帯人数が多い場合には効果があります


水道のことは、意外と意識していないことですが、知っておいて損はありません。




r_e_father at 18:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年10月31日

電気の話

皆さんも普段何も意識することなく、家電製品を部屋のコンセントに
差し込んでいることでしょう。

基本的に日本で(あるいは日本向けに)製造された家電製品は特に
問題なく動作するので、細かく気にする必要はありません


それでも、一応、知識として知っておいてもいいかもしれませんので
ちょっとだけお話しすると、

関東と関西では周波数が異なっているということです。

関東では、100V/50Hz
関西では、100V/60Hz


となっています。
(境界線は、、富士川を抜けて群馬・長野県境と富山・新潟県境を
通っていると言われています。)

前述の通り、基本的に日本の家電は自動で周波数を認識しますので、
特に意識する必要はありません。

ただし、見慣れない、安い家電では、極まれに「50Hz」のみ対応
逆に「60Hz」のみ対応というものがある
ようなので、チラッと確認
するぐらいはしてみた方がいいかもしれません。

万一、地域の周波数に対応していない家電を利用すると、

・家電自体の寿命が短くなる
・故障の原因となる


ことがありますので、対応していない場合には部品交換や対応させる
アダプターを使う必要があります


ちょっとしたことですが、引越の機会に確認することは悪くありませんね。



ここで、電気の話のついでに、ちょっと照明器具の話をしましょう。

これまで、引越をしたことがある方には身に覚えがある方もいるかも
しれませんが、照明器具を設置しようと思ったら、器具が付けられない。

こんなことありませんか。

天井にあらかじめ設置されている照明を取り付ける金具が付いたコンセント
のことをシーリングと言うようですが、このシーリングにはいくつか種類が
あり、照明器具によってはすぐに取り付けられないこともあります

その場合は、天井に付いているシーリングに合うアダプターをホームセンター
などで買ってきて先に付ける必要があります。

ではここで簡単にシーリングの種類だけ見てきましょう。

角型引っ掛けシーリング角型引っ掛けシーリング
少し古い物件や分譲住宅でも和室によく付いているのがこのシーリングです。
照明器具を設置にあたってアダプターが必要になることが多いようです。

丸型引っ掛けシーリング丸型引っ掛けシーリング
このシーリングも角型同様、アダプターが必要になることが多いようです。


丸型フル引っ掛けシーリング丸型フル引っ掛けシーリング
このシーリングであれば、おおよそアダプターなしで照明器具がつけられるようです。



引っ掛け埋め込みローゼット引っ掛け埋め込みローゼット(耳付き)
このシーリングは少し前の分譲住宅では最もよく見られるもので、賃貸住宅でもよく採用されています。耳の金具部分にねじで照明器具を固定することができます。ただし、照明器具によっては天井との距離が合わずアダプターが必要になります。

引っ掛けローゼットフル引っ掛けローゼット(耳付き)
このシーリングは分譲住宅では最もよく見られるもので、賃貸住宅でも新しい物件では
よく採用されています。耳の金具部分にねじで照明器具を固定することができます。
ほとんどアダプターなしでほとんどの明器具がつけられるようです。


賃貸住宅が決まったら、まずは照明器具が付いているか確認しましょう。

その上で、照明器具が付いていないければ、採寸の時にこのシーリングの
種類もどんなものなのか確認してみてはいかがでしょう。

新しい照明器具を買ってすぐに取り付けられないとイライラしますから。




r_e_father at 14:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月28日

今、自宅でできる地震対策は?

今回の東日本大震災を引き金に首都圏でも毎日余震が
続いている状況です。

被災地はもとより地震に対して不安が絶えないのは
皆さん同じことだと思います。

さて、今回も地震対策について考えてみます。

賃貸住宅を借りる前、あるいは住宅を買う前であれば、
地震に対して備えを考えた住宅に住むことできます。

しかし、住み始めてしまうと、簡単には引っ越しできませんから、
今できることについて考えてみました。


〇住宅の築年を知っておく

まずは、今住んでいる住宅の築年を確認しておきましょう。

以前に耐震基準の話をしましたが、やはり事前に今住んでいる
住宅がいつできたのか、知っておきたいところです。

マンションなら完成時期が昭和58年6月以降かどうか
木造なら昭和56年後半以降かどうか


これ以前に建てられた住宅に住んでいる場合は、地震が発生したら
できるだけ早く外へ逃げることが必要です。

建物が倒壊してしまう危険性が築年によって異なるからです。
続きを読む

r_e_father at 11:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月25日

ガスの話

今日は、設備の話をします。

「都市ガス」と「LPガス」に関してのお話です。

LPガスはプロパンガスを主成分とすることから「プロパンガス」と
俗に呼ばれています。

まず、「都市ガス」と「LPガス」の違いを表にすると、

ガスの比較


同じガスでも、全く違うことが分かります。

違いを整理すると・・・

○都市ガスとLPガスは全くガスの性質が異なるので、同じガス機器は使えない
○都市ガス自体に種類があるので、地域や種類によっては都市ガスでも同じガス機器が使えないことがある
○ガスの熱量が異なり、LPガスの方が火力が強い
○供給方法の違いから災害時などは都市ガスの方が供給力にやや弱さがある
○供給元の公共性にも違いがある
(都市ガスは公共料金扱い、LPガスは自由料金で設定が自由)
○都市ガスは空気よりも軽く、LPガスは空気よりも重い


この違いから注意点を見てみましょう。

続きを読む

r_e_father at 10:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)